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										 近況報告(10月22日記) 
										 
										 まるで夢だったかのように8月から9月があっという間に過ぎました。9月27日のコンサートは白熱した、とても充実したコンサートとなりました。竹沢さんとはこれまでの集大成のような「詩人の恋」を演奏することが出来、20年以上前から一緒にやろう、と言っていた歌曲集を演奏できたこと、25年ぶりに竹沢さんと一緒に演奏できたこと、感無量でとても幸せな時間でした。吉田さん、高旗さん、生塩さんも情熱的な、素晴らしい演奏を繰り広げて下さいました。2年後を目標にぜひ第2回目を、という話をしてそれぞれの帰途につきました。合間を縫うように小中学校での音楽鑑賞教室や歌唱指導も順調に。そこに毎週水曜日の青森第九の練習もあり、とても充実した日々を過ごしています。 
												 さて、これからは11月盛岡、12月は青森第九、1月6日は東京文化会館でのリート演奏、と続きます。盛岡は今年で3年目となる、大学の同級生、吉田富士子さんとのミニコンサート。彼女のお教室や関係者との会に続いて、名曲を歌います。昨年は風邪をこじらせてしまい、酷い声でやっとの思いで歌った悪夢があるので、今年はリベンジです(笑)。歌うたびに好評の「春風〜スカート」も津軽弁の朗読付きで歌います。僕にとって初の県外での演奏。さて、どうなるか!?そして年が明けて1月6日には東京文化会館でヴォルフを5曲ほど歌います。これはドイツで共に学んだ仲間たちとのコンサートで、我々の師である白井光子先生への感謝の思いを込めて企画した演奏会です。本当はもっと沢山の仲間に声を掛けたかったのですが、発表会的になるのは避けたい、との思いから全国各地での大学で教鞭を執る仲間たちとの会としました。同じ時期に学んだ梅本さんは今や国立音楽大学の学長。他に戦友のような、今でも家族ぐるみのお付き合いの藤村さん、優秀な後輩の浅井君と藤井さん、尊敬する先輩、長島さんとステージを共にします。東京文化で歌えるチャンスはそうそうないもの。近いうち改装工事となって使えない期間が長くなるようなので、東京文化会館小ホールで歌えるのは最後かな、と思っています。沢山のお客様においでいただきたいと思っています。 
												 寒さが増してくる日々です。皆さま、ご自愛ください。 
										
										
										
										  
										
											 
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